【あきた企業活性化センター創業支援室ご利用例】不登校児童生徒も対象とした英語塾、個人起業をサポート

わたなべ英語塾 創業支援
写真:指導風景
「わからない」にとことん寄り添う授業が特徴

苦手な気持ちに寄り添った教え方を

現在、創業支援室に入居している渡部結記子さん。2年ほど前に活動の拠点を求めてインターネットで検索し、あきた企業活性化センターの制度を知った。

「社会に出て、一般企業で働いた経験もあるのですが、自分は組織に向いていない人間だと感じていました。いつか個人で起業ができたらと漠然と考えていました。私は中学時代英語以外の教科が全部苦手でした。もっとわからない立場に立って真剣に丁寧にわかりやすく教えてくれる先生がいたらな、と感じていました。大手の塾の講師や家庭教師などの経験を経て、かつての自分が考えていたような先生になろうと思うようになったんです。実際塾で複数の生徒から、私の教え方がわかりやすいと言ってもらえる機会があったのも、後押しになったかもしれません」。

自分も「不登校」になる要素があった

渡部さんの英語塾は、個別の指導以外にも特徴がある。それが「不登校児童生徒」も対象としていることだ。

「コロナ禍に秋田市のNPO法人の活動に参加し、ボランティアで無料塾の講師を務めました。それがきっかけとなり、同じ法人が運営するフリースクールスクールもお手伝いさせてもらいました。

家族や貧困、その他さまざまな理由で学校に行けない子どもがいます。思い起こせば、自分も不登校になる要素は持ち合わせていたと感じています。英語学習支援を通して、それぞれのペースに合った社会との繋がり方をお手伝いできればと思います」。

創業支援室を利用することでのメリットをお伺いした。

「センターがすぐ下のフロアにあるので、気軽に職員の方や、よろず支援相談員に相談できる環境なのがありがたいです。事業を始めたい人にとっては、本当に心強い支援だと思います」と渡部さん。

現在はWebサイトを改修中。ターゲットを定め、求めている人に対する周知を強化していく予定だという。

わたなべ英語塾

顔写真

代表:渡部 結記子(YukikoWatanabe)

〒010-8572
秋田市山王三丁目1-1 秋田県庁第二庁舎3階 創業支援室
電話番号:080-2035-0610

https://akitaeigoschool. jimdofree.com/

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