情報発信力がこれからの事業を支える/自己紹介はマーケティング・ブランディングの初めの一歩

小川 智恵 広報戦略

コロナをきっかけにオンラインマーケティングがより強化され、日本全国・世界でプロモーション合戦が加速しています。

自社のマーケティングのあり方を見直してみませんか。

ターゲットとする市場にどうやって、どんな情報を届けるか。

正解を見つけるためにはチャレンジが大切ですが、やみくもに挑戦してSNSオンラインでのマーケティングに疲れてしまっている方も多くいます。

一緒にヒントを見つけてみましょう。

伝える情報の整理をしてみましょう

資本・取引先・技術など様々な強みとなる要素がありますが一般的な強みにこだわることなく、会社・商品のスペシャリティ=特異性(特別性)を見つけ、他社と差別化をし、求められる情報を正しいターゲットに伝える発信能力がビジネスの成功の鍵を握ります。

何を誰に届けたいか

SNSやオンラインが苦手でやり方を教えて欲しいと考える事業者様の中には「誰に」「何を」「何のために」が明確でない方も多く、その場合には「どうやって何を伝えるか」を考える前に、自社の強みは何か誰に伝えることが事業に有効かを検討するところから始めます。

Who(誰)情報を伝えたいターゲットは誰か、What(何)どんな情報を伝えたいか、Why(なぜ=何のために)情報を伝達した先にあるゴールは?

自分・自社をどう見せたいか

ブランディングという言葉は高級バックや大手企業のものだけではありません。事業がどう評価されるように仕掛けるか。どう伝わるようにアピールしていきたいでしょうか。

二極になるキーワードを考えた時に、ご自身をどちら寄りに見せたいのか。他にどのようなキーワードでご自身を表現したいのかを考える事がブランディングの第一歩です。

高級・安い、かっこいい・かわいい、情熱・冷静、最新・歴史・伝統的
二極になるキーワードの例

キーワードを考えた後に、ロゴマークの制定、色の統一、文字の統ーなどを行うことで、外部の方が自社の販促物を見た際の印象がぶれないようにします。これにより自社のブランドをアピールし正確なターゲットヘと届けやすくなります。

自分をどう見せることが有効か

自分をどう見せたいかを考える一方で、自分が今どう見られることが有利かを考えることも重要です。

強みを考えて欲しいと伝えると「特にない」と言われることも多いですが、差別化が難しい業種であっても何かしらアプローチできる点はあります。

「私なんて」と思っている人よりも「私はこれが得意です」と胸をはって言う人にお仕事を頼みたいと思うのではないでしょうか。

ご自身の強みを伝える自己紹介ができることで会話がしやすくなります。

相手に興味を持ってもらい、 より深いコミュニケーションをとるキッカケとなります。

伝える方法を選びましょう

名刺で行うきっかけづくり

一番大きなキッカケを作るのが名刺交換です。会話があまり得意でない方には最適な小道具です。

  • 名刺を渡したときに自分と事業をどう紹介したい
  • 目の前の人に自分をどう見せたい
  • どういう話をその後に続けたいか
  • その時間の最後にどんなゴールを目指すか

短い時間で自己アピール ピッチトークに挑戦

エレベーターピッチと言われるエレベーターで話す程度の長さ10~15秒の時間でアピールする方法はビジネスでは大切だと言われています。

ぜひご自身のエレベーターピッチを考えてみてください。

エレベーターに同乗する方は、あなたが心を掴みたいと思う相手です。今話さなければチャンスはない。さてあなたは何を伝えるのでしょうか。

SNS で伝えるメッセージ

情報発信は、すぐに上手にできる訳ではありません。挑戦を続けることでコツを掴み、上手にできるようになります。

ものごとをわかりやすく伝えるデザイン(絵や写真で伝える)の力を上手く活用しながら、メッセージを伝えるチャレンジを、まずは自己紹介などの小さな一歩から始めてみてください。

秋田県よろず支援拠点にご相談ください

チャレンジ方法に迷った時、情報発信によるマーケティングのご相談は秋田県よろず支援拠点(電話番号:018-860-5605)にお気軽にご相談ください。お待ちしております。

このコラムの執筆者

顔写真

IT・デザイン・マーケティングスペシャリスト
小川 智恵(Ogawa Tomoe)

主な経歴

2006年独学でウェブデザイナーに。大手企業デザイン部門を経て独立、海外生活開始。2016年タイ王国タオ島コワーキングスペースTAOHUB解説。2022年三種町にTANEHUB、(一社)日本デジタルノマド協会設立。

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